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京友禅(きょうゆうぜん)
多彩な色・刺繍・絞り・金箔などを施し、美しい花鳥山水などをうつした京友禅は、日本着物の代名詞となっている。
京友禅は、図案家・地染め屋・色を注す職人、刺繍する職人、箔置きする職人などの分業制。
※作家の中には一人で行う人もいる。
京鹿の子絞(きょうかのこしぼり)
江戸時代、かのこ・鹿の子絞・京鹿の子などの名前で知られ広く愛用されていた。
鹿の子といわれる疋田絞(ひったしぼり)・一目絞(ひとめしぼり)など、その括り粒の綿密さや、染め分け技法による多彩な立体感、括りによる独特の模様の表現などが特徴。
京小紋(きょうこもん)
約1200年前に始まったとされ、基本の型紙が作られたのもその頃。
京都堀川を中心に染色職人の町が生まれ発展。
京友禅と組み合わされることが多く、華やかで絵画的な細かい小紋柄が特徴。
京黒紋付染(きょうくろもんつきぞめ)
京都市・亀岡市などで生産される。主に冠婚葬祭の衣装として、婚礼時の黒留袖や葬儀に着る喪服といったものに用いられる。
技法として「浸染」「引染」の二種があり、深みのある黒色・紋章を染め抜く伝統技術が特徴。
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