鹿児島県
薩摩切子(さつまきりこ)
江戸時代末期、薩摩藩主 島津 斉彬(しまづなりあきら)が、近代化を推進させるため日本最初の本格的洋式工場「集成館(しゅうせいかん)」を開き、本格的なガラス製造を始める。
医薬品を製造するため、ガラス瓶・器などを必要とし、江戸のガラス職人 四本亀次郎(しもとかめじろう)を招く。紅ガラスの製法研究をさせ銅による紅ガラス製造を成功させる。
文久3年(1863)、薩英戦争で集成館が焼失。明治10年(1877)、西南戦争前後に技術が途絶えたが、昭和60年(1985)、鹿児島市に薩摩ガラス工芸が設立され復興。
現代、2001年に島津興業の薩摩ガラス工芸より、「二色被せ(にしょくぎせ)」と呼ばれる新技法が発表。
出典:youtube beautyoflife kagoshima 薩摩切子 / Beauty of Life, Kagoshima