香川県
香川漆器(かがわしっき)
江戸時代後期、*①玉楮象谷(たまかじぞうこく)は、「彫漆(ちょうしつ)」「蒟醤(きんま)」「存清(ぞんせい)」などの中国伝来の漆器技法を独自に研究・創案し、香川漆器の礎を築いた。現在、彫漆・蒟醤・存清・後藤塗・象谷塗(ぞうこくぬり)の五技法が、国の伝統的工芸品に指定。いずれも使うにつれ、渋さ・味わい深い風合が美しく、独特の色調が特徴。
※①玉楮象谷(たまかじぞうこく)…江戸時代後期の漆工職人「香川漆芸の父」と称される。
出典:youtube PrefKagawa 香川漆器 《香川県》
愛媛県
桜井漆器(さくらいしっき)
1828年(文政11年)に製造記録があり、当初は春慶塗の技法で、庶民が使う漆器として安価な製品が多かった。天保年間になり重箱の角を櫛歯形に組み合わせた、「櫛指法(くしさしほう)」という桜井漆器独持の技法が特徴。
関連リンク
株式会社伊予桜井漆器会館では、250年の歴史を持つ桜井漆器を 制作、販売、展示。