(するがずみ)
樹齢約40年のニホンアブラギリの原木を、年輪のつまった木だけ厳選し、焼いて作った炭。
漆器などの研磨工程で使用。軟らかく、中塗研ぎ・蝋色仕上げの下研ぎなどに使用される。
駿河炭 生産者
岡山県
美術工芸品に用いられる木炭を製作する技術を保存する目的で、平成25年に結成された団体。伝統工芸に使用する用具(木、木炭、木灰、道具など)相談・購入・炭焼き体験など行っている。
福井県
製炭師 木戸口武夫 氏。駿河炭の研炭製造の第一人者で、技術保持者の東浅太郎 氏のもとで修業したのち独立。製炭師として従事している。
【関連情報】
21世紀鷹峯フォーラム: 2016年12月13日(東京)絶滅危惧の素材と道具「NEXT100年」にて展示・プレゼンテーション。鷹峯フォーラムのHPからインタビュー記事や動画でのプレゼンを見る事ができる。