(たけざいくしょくにん)
どのような仕事?
竹細工職人とは、竹を使って工芸品を作る職人。
竹工品は、弾力性に優れ、強靭(きょうじん)でありながら、様々な大きさに裂いたり、編みこんで造形することができる特性を持っている。
主な技法は、細く割った竹ひごを編み組みして造形する「編組物(へんそもの)」、円筒形のままの竹を用いる「丸竹物(まるたけもの)」等に分類。
仕上げは、素材本来の清らかな色感を生かしたもの、染めたもの、漆を施したものなどがある。
竹の性質を知り、どんな活かし方をするかが職人の腕のみせどころ。
必要な資格や免許
資格や免許は特に無し。
関連する資格
伝統工芸士(でんとうこうげいし)
経済産業大臣指定の伝統的工芸品、工芸材料・工芸用具の製造に従事する技術者を対象に「伝統工芸士認定試験」を実施。
昭和49年(1974)に誕生した制度で、伝産法規定に基づく国家資格。
受験資格は、経済産業大臣指定伝統的工芸品の製造に今現在も直接従事し、試験実施年度の4月1日時点で、12年以上の実務経験を有する人を対象にしている。実務経験年数には、専門養成機関の修得期間も含まれる。
原則産地内に居住している者であるが、各産地組合において独自の内部規定を設けている場合がある。又、産地組合の中に設置されている委員会を通じて受験申請を行う。
竹細工職人になるには?
高校から竹工を学ぶとしたら、福岡県の筑紫台高等学校で学ぶことができる。
全国的に見ても学びの場は非常に少ない。大分県の竹工芸訓練センターが有名。
竹細工製造会社や個人経営の職人のもとへの弟子入りをして修業をするのが一般的。
※上記学びの場は、一例として紹介。
学べる学校「木工品/竹工品」
木工品/竹工品に関わる職種
指物師
箪笥職人
木彫刻師
木桶/木樽職人
根付職人/根付師