(わざお/わさお しょくにん/わさおし)
どのような仕事?
日本独自の伝統技術で、竹を継ぎ合わせて一本の釣竿(つりざお)をつくる。
一本の同竹から作るのではなく、複数の竹の中から選び組合せ、継ぐ本数や、釣り人(使う人)の好みのしなり具合などを見極め製作していくため、ひとつとして同じ竿はなく、それぞれに個性がある。
また、見た目の美しさにも魅力がある。漆塗りの美しさに加え、竹の継ぎ目を堅く丈夫に保護する。
釣る魚の種類や場所、竿の長さや重さ、しなり具合、釣人の好みに合わせて製作していくため、竹の性質を十分に理解する必要がある。
出典:youtube とちテレ公式チャンネル 8月6日放送「和竿職人 増形智志さん さくら市」
必要な資格や免許
資格や免許は特に無し。
関連する資格
伝統工芸士(でんとうこうげいし)
経済産業大臣指定の伝統的工芸品、工芸材料・工芸用具の製造に従事する技術者を対象に「伝統工芸士認定試験」を実施。
昭和49年(1974)に誕生した制度で、伝産法規定に基づく国家資格。
受験資格は、経済産業大臣指定伝統的工芸品の製造に今現在も直接従事し、試験実施年度の4月1日時点で、12年以上の実務経験を有する人を対象にしている。実務経験年数には、専門養成機関の修得期間も含まれる。
原則産地内に居住している者であるが、各産地組合において独自の内部規定を設けている場合がある。又、産地組合の中に設置されている委員会を通じて受験申請を行う。
和竿職人になるには?
職人への弟子入りが一般的。
各産地、職人により特徴も様々。最近では和竿づくりの教室も多い。
体験教室でどういった手仕事なのかを学ぶのもひとつの手段。
学べる学校「木工品/竹工品」
準備中
木工品/竹工品に関わる職種
指物師
箪笥職人
木彫刻師
木桶/木樽職人
根付職人/根付師
竹細工職人