徳島県
阿波和紙(あわわし)
起源は、古語拾遺(こごしゅうい)という9世紀の書物に、約1300年前、阿波忌部族が麻・楮を栽培し、布や紙の製法を広め盛んにしたとされる記述がある。
原料は楮(こうぞ)・ミツマタなど。優しい色合いや、水に強く破れにくい丈夫さが特徴。
出典:youtube うるわし 和紙と暮らし 阿波和紙の現場と、新和紙の開発
拝宮和紙(はいぎゅうわし)
那賀郡那賀町の拝宮地区で「赤楮(あかそ)」という楮の樹皮を原料に生産。
原料の中でも最上といわれる赤楮で漉かれた和紙は、江戸時代からその丈夫さで障子紙などに使われていた。
愛媛県
大洲和紙(おおずわし)
平安時代から作られていたとされる。紙漉きでは流し漉き技法を用い、書道用紙や障子紙などが作られている。
書道用紙は全国の書道家などに高く評価され愛用されている。
出典:youtube ehimeiimono 大洲和紙 【愛媛いいもの図鑑】
周桑和紙(しゅうそうわし)
周桑手すき和紙(しゅうそうてすきわし)
西条市で、楮(こうぞ)などを原料に生産される。
土佐和紙の技術を導入し技術が確立、農家の副業として始まったとされる。
出典:youtube ehimeiimono 周桑手すき和紙 【愛媛いいもの図鑑】
伊予和紙(いよわし)
四国中央紙で楮やミツマタなどを原料に生産。
歴史はあさく約240年程、藩の保護や奨励をうけることなく、江戸時代後期から明治にかけて、農家の副業として紙漉きがおこなわれていた。
書画用紙などに使用される。
高知県
土佐和紙(とさわし)
原料はコウゾ、ミツマタ、ガンピなど。
一軒一軒様々な紙を漉くため、品種の豊富さなどが特徴。