(てがきゆうぜんしょくにん)
どのような仕事?
着物、帯、羽織、小物、コートなどの生地に、型や機械などを使わず、筆や刷毛を使い、絵や模様を描き染めていく。
主な技法として、小紋染・友禅染・絞り染め(「絞り」と略される)などがある。
日本の代表格ともいえる友禅染は、人物や花、鳥などの華麗で優美な模様を特色とし、元禄期(1688~1704)京絵師 宮崎友禅斎が描いた文様が人気を博したことから、その名をとり「友禅染」といわれるようになったとされる。
友禅染には大きく分けて「手描き友禅」と「型友禅」がある。
出典:youtube CityShinjuku 染の王国・新宿~東京手描友禅
必要な資格や免許
資格や免許は特に無し。
関連する資格
伝統工芸士(でんとうこうげいし)
経済産業大臣指定の伝統的工芸品、工芸材料・工芸用具の製造に従事する技術者を対象に「伝統工芸士認定試験」を実施。
昭和49年(1974)に誕生した制度で、伝産法規定に基づく国家資格。
受験資格は、経済産業大臣指定伝統的工芸品の製造に今現在も直接従事し、試験実施年度の4月1日時点で、12年以上の実務経験を有する人を対象にしている。実務経験年数には、専門養成機関の修得期間も含まれる。
原則産地内に居住している者であるが、各産地組合において独自の内部規定を設けている場合がある。又、産地組合の中に設置されている委員会を通じて受験申請を行う。
染色技能師(せんしょくぎのうし)
国家資格である技能検定制度の一種。詳しくは下記関連リンクを参考。
手描友禅職人になるには?
芸術系の専門学校や大学で学び、染物製造会社などへの就職を目指したり、独立した職人の元への弟子入りなどの道がある。
東京、京都、石川、愛知の有名な生産地で手描職人の見習いになり、修業に励むなど。
職人紹介
クワバラマキコ
東京手描友禅(とうきょうてがきゆうぜん)千葉県
学べる学校「染色品」
準備中
染色品に関わる職種
染付職人
絞り職人